2020年09月15日

ウチの上司さん~3~

さてさて、今の職場にきて

今度は3人目の上司さんが来るという

実はこのお方はずっと若い頃からこの職場で働いていて、とんとん拍子に出世して

上司さんになったというお方なので

職場仲間の数人には彼をようく知っていて

「え~!!!あの人なのぉ!」

みたいな微妙な顔つきをするので

「ねえねえ、どんな人なの?」

と聞いてみれば

「まあ、とにかく仕事は出来るのよ!凄いのっ!」

「へえ~ならいいじゃん」

仕事が出来る上司さんに越したことはない。

「でもね、なんというか喧嘩っぱやいしちょっと性格がねぇ」

なんて溜め息まじりで呟いている。

「そもそも私一度喧嘩したしさ」

「え~なんでぇ!」

「まあさ、お互いの言い分が食い違っててさ、その頃は同じ仲間だし」

確かにその頃は単なる職場仲間、仲たがいの一つもあるだろう。

しかしそんな前評判を聞くとドキドキしてしまう、

前の上司さんは実に穏やかにお方だったのに、今度の上司さんが気が荒い人だったらどうしよう

私はどっちかといえばボケボケの未熟者なので、怒られたらどうしよう・・

こそこそと移動する前の上司さんに

「新しい上司さんは、なんか短気という噂が・・私みたいなの怒られませんかね?」

と聞いてみると

「あ~きっと怒られるよぉ・・フッフッ」

なんて笑ってるから

ひぃ~やっぱりそうなんだとますます冷や汗が出てくるじゃないか。



そうこうしているうちに新しい上司さんが職場に就任の日がやってきた。


「○○です、よろしくお願いします」

ぺこりと挨拶する上司さんは、今までの誰よりも若くてつるんとした険の無いお顔立ちなので

なんか拍子抜けというか、思わずもっと強面な喧嘩太郎みたいな方が来るにちがいないわ・・な想像を裏切るような雰囲気だった。


上司さんはお声もどちらかと言えばハイトーンで実にようく通る。

我が職場で指揮をする上司さんの声が通るのは実にやりやすい、これはポイント高い!

しかも彼は噂通りの達人で現場を回す~回す~しかも仕事が綺麗でびっくりだよってやつだ。

いや~前の上司さんも凄いと思ったけれど、この上司さんはまた一味違うではないか。

ある意味天才的な手腕の持ち主と云えよう、うん、とにかく凄いかも。



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posted by KOUNEN鬼 at 23:54| Comment(0) | ウチの上司さん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ウチの上司さん~2~

どうも今の職場は周期的に上司さんが交代するシステムらしい。

上司さんは長くて2年ほどで現場を転々としなければならないというわけなので

今度は別の上司さんと一緒に働くことになった。

その新しい上司さん、どちらかといえば前の方よりも貫禄があるように見えた。

でも、まあ歳は私よりもかなり若いのだ、しかも独身だそうで・・そっかぁ、この人まだ嫁貰ってないんだぁ~

ってそんなの別にどうでもいいけれど

何方かと言えば、見た目も好印象な新しい上司さんは、これまたなかなかに気配りのお方で

絶妙なフォローで現場を回してくれるのである。

今の職場はなかなかに上司さんに恵まれているというか勉強になるなぁ~と開眼だが

あくまで自分がそう感じているだけで実際にはそんなに成長出来ているわけもないので失敗多発なのである。

「もう~もっと周りの人がやってる事ようく見なさいよ!」

な指摘をされてしまうので、

あ~そっかぁ、必死で覚えた事だけでやってたけれど、ちょっと視点を変えてようく観察しろってコトなのねと

気づいたところ

上司さん、ちょこちょこコツ的な事を小声で呟くのでそこを心がけて拾っていくとなんだかスムーズに事が運ぶようになった。

うむむ~なんて奥が深いんだ。

前の上司さんも良かったけれど、この新しい上司さんはまたまた違うとこで良い!

いやいや、実に感心するお方でもある。

とにかくあれこれ、ようく見ている、見落とさない。

なので、この上司さんがいると実に安心で頼り切ってしまう。

だけど、上司さんがあまりにも細やかなので、お休みの時の現場がヤバい。

そうなのだ、この上司さんのお陰でスムーズになった現場なので、彼の不在が実に大きい。

う~ん、そういうとこも凄いんだが、もう彼には365日休んで欲しくない気分になる。

いやいや、そんなの無理なのだ上司さんも人間なのでしっかりと休みは取っていたのである。

この上司さんの気配り&ご指導で私もどうにかこうにか使えるようにはなってきた。


この上司さん、そんなに物分かりの悪いお方ではないが

年に一回だけ某イベントで普段はお休み出来ない曜日に希望休を申請すると

「え~!!そんな事で休むのぉ!」

と責めるような目をするから

「いやいや、普段は我儘言わないけども年に一度のコレだけは許してくださいよ~!」

とペコペコ懇願する私に

「今、我儘言ってるじゃん!」

と指摘してくる、いや確かに今云ってるのが我儘かもしれないが

年に一回だぞ、毎月毎月とかじゃなくて年に一回じゃん。

運動会とか冠婚葬祭とかと同じじゃないが、それくらい大事なイベントなんだよ私にはね。

確かに仕事は大事だが、毎日せっせと働く私に年に一回くらいご褒美やって何が悪いんだ~!


まあ、結局はその上司さんがそんな風に咎めたところで、年に一回くらいの希望は通るので問題はなかったんだが。


そんな上司さんだけど、人柄も良くて面白味もあり

一緒に働くのは楽しい日々だったのだが、思ったよりも早い移動になってしまい

「今月の〇〇日には移動です」

と言われて

「え~それって、たったの三日後じゃないですか?随分と急な」

「そうなんだよね、まあそういうコトもあるから」


とっても急に移動が決まってしまい、ようやっと上司さんのやり方に慣れて来たのに

お別れかぁ~といたく残念な気分になったのだった。



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posted by KOUNEN鬼 at 23:23| Comment(0) | ウチの上司さん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ウチの上司さん~1~

4年程前に今の職場に来たのだけれど

最初に想像してたのとはちょっと違った。

まあ、そういう仕事をすこしくらい齧ってたし歳も歳なのでそんなに選択肢もないし

自宅からも近くて通いやすいとかを考えて面接にきたらパスしたので

自分的には喜んでいたのだが初日はまあこれならイケるかなぁ~と思っていた。

何しろ最初は誰彼にひたすら教えて貰ってついていけばいいだけなので

だが次第に内情が見えてくるにつれて

想像したよりも求められるものが多い、仕事も多い、視野も広くなければならないし一つの事に集中していられない

ようするに、あっちにもこっちにも、ほらそれもあれもこれもこなさなければならないような職場だったのだ。

甘くなかった・・でもまあなんとかなるだろう。

こういう時の私はやたらに粘り強い、とにかく粘る、出来るまで粘る。

ミスしてもポカしても怒られても負けない、めげない、次は気を付けようと頑張る。

昔からどんなとこでもそうやって乗り切ってきたので、そもそも自分にぴったりフィットな仕事や職場なんてあるはずもない。

なので、独身時代は結婚退職するまではずっと同じ職場だったし

その前のとこでも8年くらいは働いての転職だった。


職場には上司さんがいて

その人には新米の私のボケっぷりがようく見えているらしくて

一日が終わるころに

「ちょっとこっちへ来てね~」

と優しい笑みを浮かべて連れていかれるのが自称お説教部屋である。

上司さんは、その日の私の仕事っぷりをようく観察しており、ここを直した方がいい、ここは良かったんだけどその時はね~・・

みたいに褒めたり叱ったりするわけよね、まあ指導ってやつだよ。

入ったばかりで実に至らない私には全部思い当たる事ばかりで

うむうむと頷くしかない。

でもまあ、そんな上司さん嫌な人間ではなくて普段は頼りがいのある気さくなお方である。

お説教も意地悪を言うのではなくあくまでアドバイスであり、次にそれを心がけてやってると

「今日はすっごく出来てたよ~!」

と褒めてくれるので

ちゃんと気づいてるんだなと悪い気はしない。


そんな上司さんに色々と教えて貰いながら少しづつマシになってきたころに

その上司さんは移動になってしまった。


私の職場ではそういう移動は毎度のことで、次は新しい上司さんがやって来ることになった。



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posted by KOUNEN鬼 at 09:53| Comment(0) | ウチの上司さん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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